「つくろう学科」は、まちのクリエイターが先生となり、生活の中に”創る”きっかけをつくります。
月別アーカイブ: 10月, 2010

旭川ツアー午後の部、~匠工芸からクラフト&デザイン タンノ

さて、織田先生のご自宅で、 「本物」に囲まれる豊かさを目の当たりにした私たちが(素敵なランチタイムの後) 次に向かったのはオリジナルデザインの家具たちが高い評価を得ている「匠工芸」 この日の授業、二人目の先生は匠工芸の中井啓二郎常務です。 中井先生は学生時代から各種のコンテストで賞を獲得されている インテリアデザインのスペシャリスト。 特に椅子のデザインでかなりの数を商品として世に送り出しています。 まずは先生がこれまでデザインされてきた椅子の数々を拝見。 デザイン、素材、構造等、本当に多種多様な椅子ですが、 先生のお話を伺うにつれて、 そこに込められた共通の価値に気付かされます。 それは、使用者がいかに心地良く、便利に使えるか。 たとえば人間の骨格に関する知識、 たとえば人間が食事の時、お茶を飲むとき、デスクで読み書きするとき。 そういった深い洞察が中井先生の家具設計に散りばめられていました。 続いて一行は階下の工場スペースへ。 残念ながらこの日は可動していなかった工場ですが、 その行き届いた清掃・整理具合に一同驚き。 事故災害の防止はもちろん、 安定した品質の製品を届けるためにも、 整理整頓は第一に重視しなくてはならない項目なんだとか。 ともすれば設計者の独り善がり的なデザインが溢れる中、 中井先生、そして匠工芸が生み出す「使用者の目線にたって」デザイン、 製作された家具や小物たちは、 間違いなく織田先生から学んだ「本物」でした。 そしてこの日最後の先生は、 中井先生の盟友でもあるクラフト&デザイン タンノの丹野則雄氏。 ご子息であり弟子でもあるWork Studio 雅の丹野雅景氏とともに、 独創的でハイクオリティーな木工作品を製作しています。 共同の工房を訪れて目を惹いたのは、 無骨な工作機械とその間に置かれたデスク上で柔らかな存在感を持った小さな木工作品の数々。 試作品や製品になる前の部品たちはどれも繊細でぬくもりのあるな木の表情と質感を保ったまま、 使い勝手の良い日用品へと組み上げられていきます。 出来上がった作品を手に取ると、 木そのものの弾力や小さなバネ、 細やかな木組みを使った細工に作り手である丹野先生の技量が 素人である私たちにも伝わってきます。 … 続きを読む

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つくろう学科第1回授業は旭川インテリアツアー~出発から織田先生宅へ~

記念すべきつくろう学科第1回目の授業レポートは、学科のサポート企業である豊栄建設で担当を努めております、私、ツタがお送りいたします。 さてさて、秋も深まりつつある10月の第2土曜日。 AM7時45分という、休日としてはとっても早い時間に さっぽろテレビ塔に集合した皆様は眠気もなんのその、 ものすごく久しぶり(?)の修学旅行を前にした学生のようにイキイキとしています。 出発したバス内で簡単な自己紹介をいたしましたが皆さんやっぱり家具やインテリア、 ひいては自分のライフスタイルといったことに真剣に向き合ってる方ばかり。 なかなか濃い一日になりそうな予感を胸に一行は一路、 道央道を旭川へ。 まず最初に向かったのは椅子の研究、蒐集家としても著名な旭川東海大学教授の織田憲嗣先生のご自宅へ。 「ブルータス」等、全国誌でも紹介されたこともあり、 ハウスメーカーの研究員まで調査に訪問するというご自宅はまさに 「豊かな暮らし」を具現化したような空間。 ご自身でマスタープランを設計されたという空間に、 コレクションの品々がたくさん、かつ整然と美しくならんでいます。 不思議なのはそのモノ達の顔ぶれ。 北欧のインテリアプロダクツを中心としながらも中国のアンティーク、 アフリカのプリミティブな置物、東南アジアの籠、エジプトのファブリック、 そして博多人形までもがなんの違和感もなく、 調和して空間に溶け込みつつ独特の存在感を放っています。 ともすればちぐはぐになってしまいそうな品々が不思議な均衡を保っている 一番の理由は、織田先生が自らの手で、自らの美的基準で選んだ「本物」だけがそこにあるからだとか。 「しっかりとデザインされたインテリアプロダクツ、プリミティブな生活用品、 熟達した職人の手による品物など、 普遍的な美しさを持ったモノだけを選び身近に置くことにより、 それぞれの品が違和感なく融け合いさらに美しさを高める」と先生はかたります。 デザイン寿命が短く、 大量に作られて大量に消費され、 そして大量に廃棄されていく、そんなこれまでのライフスタイルを見なおして、 心がしびれるような出会いをした物を大切に使い続けていく。 そんなライフスタイルにこそ本当の豊かさがあるのかもしれませんね。

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授業準備着々と進行中

コーディネーターのドゥヴィーニュです。 昨日、今回の授業に参加する未江さんと一緒に、資料を準備しました。 織田先生のご自宅見取り図と、置いてある家具の一覧表をひたすらコピー。 お昼休憩のための飲食店マップもありますよ! 皆様、楽しみにしていてくださいませ。

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