札幌オオドオリ大学

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授業詳細

【ジオ部】

「みんなで測ればこわくない!」
〜まちを勝手に測量しよう!〜

2012年11月24日(土) 13時00分 ~ 16時00分    教室:さっぽろテレビ塔2階 イベントホール『しらかば』
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※1:本授業の抽選は2012年11月16日(金)に行います。(抽選予約受付は11月15日(木)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は2012年11月22日(木)24時まで先着順でお申し込みを受付いたします。
※3:本授業は参加費として1,000円が必要となります。
普段なにげなく見ているまちの建物、道路、横断歩道、地下鉄…
あれって、大きさはどれぐらいなんだろう?
と思ったことはありませんか?

「でも、一人じゃ恥ずかしくて測れない…」
そんな恥ずかしがり屋さんのあなた!叶えてあげましょう!
この授業では、まちのアレやコレをみんなで測ってしまいます、だいじょうぶ!

「いやいや、むしろメジャーとか届かないし…」
そんな心配屋さんのあなた!ドリ大ジオ部におまかせ!
ジオ部にいるプロの意外な知恵や、すごい機械を使って、アレやコレの大きさが簡単にわかるのです!

そして、測るだけではなく、まちのアレやコレの大きさからみた「考え方」や「ルール」についても
学ぶことができます。

あなたの気になるアレやコレの大きさを、みんな測ってみませんか?

みんなで測ればこわくない!


(授業コーディネーター:古川 泰人)

大浦 宏照 / 防災士・北海道防災マスター 測量設計会社に勤務する、アート好きの防災活動家。

1962年札幌の大通公園近くに生まれる。小学校入学までは、自然=大通公園というちょっと歪んだ環境で育つ。室内遊びが得意のはずが、資源系の大学卒業後、何を思ったか地質調査をなりわいとする。専門分野は災害調査。 防災士/技術士(応用理学―地質)/測量士/博士(工学)

今回の教室:さっぽろテレビ塔2階 イベントホール『しらかば』

住所:札幌市中央区大通西1丁目
地図を見る

「さっぽろテレビ塔」は、札幌におけるテレビ放送開始を機に建設されました。札幌市街地の中心を東西に延びるグリーンベルトの大通公園は街路樹に囲まれ、芝生に浮かぶ花壇や噴水、多彩な彫刻に彩られて訪れる観光客や市民の憩いのオアシスとして親しまれています。


<当日の連絡先について>
電話:070-5067-5320

①授業当日午前10時以降にご連絡頂きますよう、お願いいたします。
②場所についてのお問合せや、やむを得ない場合の当日キャンセルのご連絡の場合のみ、おかけ頂きますよう、お願いいたします。

レポートタイトル:まちを測って学んだこととは…?

11月24日、快晴。
ファイターズの優勝パレードの興奮も冷めやらぬ昼下がり。
赤白のポールや分度器を持った集団が大通公園に現れました…。
これはオオドオリ大学「ジオ部」プレゼンツ、「みんなで測れば怖くない!~まちを勝手に測量しよう!」授業の一コマです。

「まちを、測りたい」という単純なようで、なかなか叶えがたい欲求を、この授業ではジオ部が擁する専門家さんたちと部員が知恵と技術を結集させて実現させました。

当日、テレビ塔会議室の教室に入ると、いかにも専門的な測量グッズがズラッと鎮座しています…
先生は地質調査会社で災害調査のお仕事をされている、大浦宏照さんでした。
また、技術サポートの小池さんは大浦さんの会社の測量エンジニアさんで、普段お仕事で使っているプロの測量道具を持ってきてくれました。

集まってきた生徒のみなさんは、年齢も性別もバラバラ。
想像以上にバラエティに富んだ人々による授業になりそうです。
みなさん「測れる!」というワクワク感と「でもどうやって?」という不安が入り混じった表情をしていました。

授業はまず、地図の変遷や測るための機器について大浦先生からの講義。
たった1cmの誤差でも、それが自分の土地だったら何十万円の評価額に関わってきます。
きちんと測ることって、本当に大切だということが分かりました。

講義後、まずは今いる場所、テレビ塔の高さを測ります。
そのための道具は、なんと伊能忠敬もつかった象現儀!…と同じものは用意できないので、大浦先生が夜なべして作ったという「特製象現儀」!…分度器に穴を開けてオモリを下げ目盛を測るという、アナログツールです。

いざ測らん、といよいよ生徒のみなさんは大通2丁目に移動。
まず「特製象現儀」でテレビ塔のてっぺんまでの角度を測ります。
次に、一列になり、無言で下を向いて歩きます。
とってもアヤシイですが、これは歩幅を数えているのです。
その後、正確な距離をピッと押すだけで測れる先端機器「光波測距儀」で測量し、自分の歩数で割ると、一歩当たりが何cmかわかります。
これは今日の重要な測量ツールになります。
そして、2丁目の西側からまたテレビ塔の角度を計測。三角関数の理屈で高さを弾きだすのです。

そのあと各班はまちの気になるものを測りました。
武器は自分の歩幅を使った「歩測」「特殊象現儀」各班に割り当てられた各種測量グッズたちです。
今年一番の冷え込みとなった日ですが、寒さに負けず、ありとあらゆるものを測ったようです。

計測後はテレビ塔に帰ってきて、計算し、各班の結果と気づいたことを発表しました。
例えば、地下鉄とオーロラタウンの入口の幅、 高さ。
例えば、「ファイターズ優勝おめでとう」の垂れ幕の長さ。
例えば、札幌銘菓のあのお菓子の厚み。
教わったことから試行錯誤して測り方を編み出した班あり、その大きさの意味や役割について考えた班あり…最初の不安そうな顔はどこへやら、なかなか普段ではできない「測る」という行動を通してまちにアプローチしたみんなの顔は、自分たちなりに考えて答えを導き出してきた輝きにあふれていました。

そうこうしているうちに、あの「テレビ父さん」が授業に参加してくれるというサプライズが!
テレビ父さんは猪熊学長とともに「レーザープロファイラー」という最新鋭の測量機器で正確にスキャニングされ、立体画像になっていました。
百戦錬磨の父さんも、まさかあんなふうに測られるとは思ってなかったろうなぁ…

最後の大浦先生のまとめのお話はとても印象的で、私はこのように受け止めました。
「単位や統一規格ってすごく大切。
でも、私たちは空間の中で、それぞれの立ち位置を何かを基準にして相対的に定めてきたんじゃないか。
今日私たちは、自分の歩幅という自分の中では確かな値を得ることができた。
私たちはこの授業で測ることを通して、ただ測ることだけではなくて、事象を相対的に捉えるための自分の尺度を持つことについて考えてきたのです。」
つまり、この授業では「測る」ことが目的…のように見えて、実は「まち」や「生きること」に対する、「自分のポジションの置き方や尺度」を持つことについて考えるという、深~い授業となりました。

授業終了後「またジオ部で授業やってほしい!」というお声もたくさん聞けて嬉しいです。
「これを期に部員が増えるといいなあ」なんて期待しつつ、明日もジオ部はまちで楽しく遊びます。

※ジオ部への加入は簡単です。オオドオリ大に学生登録後、ジオ部FBページにいいね!してくださると、どなたでも無料で入部可能です

※※父さんと学長のレーザースキャン結果はこちらのPDFでご覧になれます!
(Adobe Reader v10以上ですと、画面内でぐりぐり動かせますよ!)

(授業レポーター:佐藤真奈美/オオドオリ大学ジオ部部長)
 

※写真をクリックすると拡大します。


 

この授業への皆さんからのコメント

1. 11月24日の「みんなで測ればこわくない!」で講義初参加でした。

緊張して会場に行きましたが、参加される皆さん、先生の暖かさ、スタッフの皆さんの優しさがとても居心地よく、安心して講義を受ける事ができました。

今回は「測量」がテーマで、伊能忠敬からテレビ父さんが出てきたり、ノギスかと思ったら、Leicaのレーザースキャンの機器が出てきたり、盛りだくさんのアクティビティでした。そんな活動を進める中で、測量対象と自分自身の相対関係が見えてきて、今回の講義の本質に近づく事ができました。先生やコーディネーターの授業構築にハマったわけです。素晴らしい授業構成に脱帽です。

個人的には1班のリーダーとして力足らずでしたが、班のメンバーに支えられ、皆さんと楽しく活動できたことがなによりでした。

皆さんに感謝です。またおじゃまさせてください。
2012年11月24日(土) 18時17分(のりさん)
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レポートUP
カテゴリ:【ジオ部】
定 員 :20人
参加対象:大きさが気になる人、比較してみたい人 数字が好きな人、好奇心旺盛な人