札幌オオドオリ大学

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授業詳細

【保健・社会】

エイズをもうちょっと知ってみる女子会

2010年05月08日(土) 16時00分 ~ 18時00分    教室:TO OV cafe(ト・オン・カフェ)
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※1:本授業は、【女性限定】となりますので、ご了承ください。
※2:本授業の抽選は2010年4月30日(金)に行います。(抽選予約受付は4月29日(木)24時までとなります。)
※3:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は2010年5月6日(木)24時まで先着順でお申し込みを受付いたします。
※4:会場では実費ドリンク代(お一人につき500円〜)がかかります。好きな飲み物を飲みながらの授業となります。費用は各自ご負担ください。
今回の授業は女性限定!
女性が2、3人集まれば恋の話、愛の話、結婚の話が広がる、
そう、女子会です。

そのガールズトーク授業の内容は、「異性と自分の距離」について、
そして「エイズ」についてです。シリアスな話題ではありますが、
身近なことと捉えてもらえるよう気軽におしゃべりしましょう。

先生には、HIV感染者の方やエイズ患者のみなさんとの共生を考え、
差別偏見の無い社会を目指している「レッドリボン さっぽろ」の
宮武さんをお迎えします。

美味しいお茶を飲みながら、ガールズトークしませんか?
スペシャル女性ゲストも登場予定! スタッフも女性のみでお迎えします。

(授業コーディネーター:猪熊梨恵)

宮武 由紀子 / NPO法人レッドリボンさっぽろ 事務局長

「何でこんな大事なこと日本の高校生は知らへんの〜???」 17歳のデンマーク留学で知った日本と北欧の性教育のギャップ。そのカルチャーショックから10数年。 「日本の高校生に大事なことを伝える」役割を担うようになりました。 普段は福祉系の仕事をする傍ら、レッドリボンさっぽろを私のライフワークとして活動をしています。 レッドリボンでは、まだまだ勉強中にも関わらず事務局の長をさせていただいており、同時に講演活動の講師、相談員が主な役割です。 「日本の性教育を変えたい」そう思った熱き思いの灯は消えずにいますが、その熱も色も変化をし、気持ちだけじゃー何も変えられんなぁと実感する日々。 レッドリボンさっぽろや私という人間を知っていただくことで少しでも「性」=「生きる」+「心(りっしんべん)」について考えるきっかけを1人でも多くの人が持ってくれたら、そりゃーぁもうめっちゃ嬉しいと思って日々生きております。

小林 八重子 / 札幌市立山鼻中学校 養護教員

生まれも育ちも札幌です。 小学校、中学校の養護教諭をしています。 最近は”性”についての意識実態調査をしたり、 性教育をしています。

今回の教室:TO OV cafe(ト・オン・カフェ)

住所:札幌市中央区南9条西3丁目2-1マジソンハイツ1階
電話:011-299-6380
(お問合せは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、札幌オオドオリ大学までお尋ねください。)
最寄り駅:地下鉄南北線「中島公園駅」より徒歩2分
地図を見る

中島公園の傍にあるギャラリーカフェです。ギャラリーでは札幌在住のアーティストを中心に展覧会を行っています。カフェでは、美術や建築・音楽の本などをゆっくり読みながらリラックスしたカフェタイムをお楽しみください。

レポートタイトル:愛すること、生きること。

「女三人寄れば姦(かしま)しい」と申しまして、とかく女の子が集まればおしゃべりに花が咲く。今回の授業は先生も生徒もオール女子、男子禁制ガールズトーク。ちょっとシリアスな「エイズ」をテーマに、まじめに・明るく・にぎやかにお勉強です。

知ってる? エイズのホントのところ。

 今回の先生は「NPO法人レッドリボンさっぽろ」事務局長・宮武由紀子さんと、札幌市立山鼻中学校養護教諭・小林八重子さん。スペシャルゲスト「M」のおふたり(大人の事情につき特に名を秘す)の軽妙な進行のもと、まずはエイズについてどれくらい知っているか、○×クイズでチェック。 次の質問、みなさんもご一緒にお考えください(答えはいちばん下に)。

Q1 エイズは全世界的にも、全国でも北海道でも増え続けている。
Q2 エイズの5割が性行為による感染である。
Q3 女性がエイズになったら出産できない。

 エイズは性感染症(性行為によって感染する病気)のひとつ。HIVウイルスに感染後、5〜10年の潜伏期間を経て免疫不全に関わる診断基準に該当すると、エイズ患者ということになります。
 現在日本のHIV感染者・エイズ患者の累積報告数は15,000件以上、うち北海道は約200件。ただしHIV検査を受診していない潜在的なHIV感染者・エイズ患者を含めると、実際数ははるかに多いと考えられています。
 宮武先生の説明によると、東京や大阪などの大都市部に比べて北海道のHIV感染率は低いものの、エイズ検査の自主的な受診率は全国の6割程度。さらに札幌市の10代でエイズ以外の性感染症(クラミジアなど)に感染している割合は全国の3.6倍! 性感染症にかかっている人はHIVウイルスへの感染リスクが4〜5倍に高まるため、この数字は深刻です。

自分を、愛する人を、守るために。

 かつて「カレシの元カノの元カレを知っていますか」というテレビCMがありました。いま付き合っている相手はひとりでも、相手が過去にセックスしてきた見知らぬ人ともつながっている。これを「セクシャル・ネットワーク」「ラブツリー」などと表現します。セクシャル・ネットワークの中のどこかに性感染症の人がいれば、自分にもリスクが降りかかってくる……ちょっと怖いお話に、参加者の顔も真剣そのもの。
 でも大丈夫! 養護教諭であり母である小林先生は「インフルエンザなどとは違い、性感染症は自分の意志で感染を防げる唯一の病気」と強調します。セックスをするときにはコンドームを正しくつけること。女の子も相手任せにしないで、自分でつけられるともっと安心。そして「もしかして……?」と思ったら、3ヵ月経過した時点でエイズ検査を受けること。エイズ検査は市内各区保健センターで無料・匿名で受けられます。自分の体を、愛する人を守るために、ぜひ。


聞いて・話して・考える。女の子だけの内緒話。

 授業後半はいよいよ女子会の真骨頂、ガールズトーク・タイム! 参加者はいくつかのチームに分かれ、先生やスペシャルゲストも入って3つのテーマについてディスカッション。ふだんはちょっと話しにくいテーマもあったけど、みんな初対面同士とは思えないほどの盛り上がり。おしゃべり好きな女の子ならでは、ですよね。


〈テーマ1〉「コンドームをつけて」と相手に言えますか?
※ あちこちでマシンガントーク炸裂。みんなふだんから気になってるんですよね、やっぱり。

「言える。いつも自分で持ち歩いてる。だって自己責任でしょ」
「好きだから嫌われたくない、と思うと言えないときもある」
「言えない相手とはしない、くらいの気持ちでいたいよね」
「オレを信じてないのか、と言われると言えなくなっちゃう」
「遊びのコンドームを用意して『試してみよう』って言ってみたら?」
etc. etc. etc.


〈テーマ2〉友人から「エイズになった」と告白されたら、どんな言葉をかけますか?
※ テーマが発表されたとたん「難しい〜」とため息が……みんなしばし沈黙して考える。

「病気のことよくわからないから教えて、って言う。間違った知識で接しちゃいけないと思うから」
「女友達だといっしょに悩んじゃうかも。男友達だったらあえて明るく励ますかも」
「そうなんだ、とひとこと。いつもと変わらない」
「黙って話を聞く。もし自分でもそうしてほしい」
etc. etc. etc.


〈テーマ3〉今日この場を体験して、どのように生きていきたいと思いましたか?
※ 恋愛、セックス、結婚、仕事、趣味……懐の広いテーマだけに、おしゃべりの裾野も広く。

「私、HIV検査を受けたことある。不安だからというより安心するために、これからも受けようと思う」
「何事もまあいいか、って思う性格なんだけど、それじゃダメだと思った」
「セックスだけじゃない人間関係をどう築くか、考えていきたい」
「ぶれない生き方をしたい。そのためにも“知る”ことが大切だと思う」
etc. etc. etc.



性を見つめる、生を考える。

 りっしんべんに生きると書いて「性」、すなわち心をもって生きること。性と真剣に向き合うことは、自らの生き方を見つめ直すことでもあります。エイズという少々ヘビーなテーマを通して、自分を守ること、大切な人を守ること、愛すること、生きることを考え、語りあった2時間。授業が終了したあとも女の子たちの内緒話はとどまることなく、テーブルを囲んで自発的な延長授業が続いていくのでした。


★○×クイズの答え
Q1 ○
 世界的には各種対策により減少傾向があるものの、日本は先進国で唯一感染が増加している。
Q2 ×
 現在の統計では8割以上が性感染による。
Q3 ×
 日本の場合、妊娠の段階でHIV感染が分かればほぼ100%母子感染せず出産が可能。


(運営スタッフ:佐々木美和)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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レポートUP
カテゴリ:【保健・社会】
定 員 :20人
参加対象:女子とのおしゃべりが好きな女子