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授業詳細

【理科】

「北海道の星空を見よう!」~ドリ大join豊栄建設CLAHAS公開授業vol.2

2016年11月26日(土) 14時00分 ~ 15時30分    教室:CLAHAS
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CLAHAS公開授業第2回のテーマは「星空」。冬の北海道は気温が低く、空気の揺らぎが少ないので、
天体観測に適した環境がそろっているといいます。講師は札幌市青少年科学館・天文係の樋山克明さん。北海道で今見られる星、星座や伝説から宇宙の生命まで、最新話題もお伺いします。

またこの授業の模様は、毎週金曜日、午後6:00から放送中、
ドリ大とコラボレーションしている番組 hello! HOKKS の中でも放送されます。ラジオでももう一度楽しんでください。

[授業のスケジュール]
11月26日(土)
13:30 受付開始
14:00 授業スタート~先生にインタビュー
・北海道の冬の星座について
 代表的な星座と見つけ方
 他の地域との違い
 観測の心得など
・宇宙の豆知識と天文ニュース
 星の種類による違い
 世界の星座と神話
 身近な天文ニュース
・プラネタリウムのしくみ
 青少年科学館のイベント情報など

15:50 参加者の皆さんとコミュニケイション
・星の名前をいくつ知っていますか?
・火星で暮らすのに必要なものを想像してみよう
・宇宙に行けたらやってみたいこと
・星にまつわるロマンチックなエピソードを教えて

16:30 終了

樋山克明 / 札幌市青少年科学館 学芸課天文係

札幌市青少年科学館のプラネタリウムで星の解説を担当。 群馬県高崎市出身。自宅がプラネタリウムから徒歩2分の所にあり、小さい頃から天体観察に親しんで育つ。 北海道大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻惑星物理学研究室で木星の衛星「イオ」の内部構造を研究。青少年科学館ではプラネタリウム、天体観望会などを担当。

今回の教室:CLAHAS

住所:札幌市中央区 北3条西4丁目 日本生命札幌ビル2階
地図を見る

札幌駅前通り日本生命札幌ビル内のライフスタイル提案型ショップ

レポートタイトル:ドリ大の教室から宇宙空間へひとっ飛び!

今回の授業の舞台は、日生ビル二階にあるDIY商品やこだわりの雑貨を販売しているKLAHAS。お店の一角を使って、札幌市青少年科学館の樋山克明先生が北海道の星空について講義してくださいました。

夜空は寒い方が空気の揺らぎが少ないため、星が見えやすい。そのため、北海道はこれからの季節、夜空を見るのには適しています。日本の中でも緯度が高い北海道は、東京の夜空よりも星が少し高い位置に見えるそうです。北極星は腕を伸ばして握り拳を二つ重ねたくらいの高さのところに位置しており、北海道だとちょうど見えやすい高さとなっています。サッポロビールや時計台、道庁で使用されているロゴマークは北極星を表しています。

星も寿命が来ると爆発しますが、これを見るのはよほど運がよくないと見ることができないそうです。宇宙に生物がいる可能性は指摘されているものの、今のところ見つかっていません。木星の衛星のエウロパ、土星のエンセラドスには海があるかもしれないため、ひょっとすると生物がいるのかもといわれています。

また、青少年科学館のプラネタリウムはリニューアルして、これまでより精度が一万倍になったため、約一億個の星を観察することが可能になりました。プラネタリウムは上映中に眠くなるという声をよく耳にします。その樋山先生が推奨する対策法は「事前にこれを見つけるぞ」という明確な意思を持つことだそうです。また、上映前にリクエストが可能なので、それを楽しみにするのもいいとのことです。

次に、樋山先生がモニターで披露してくれたのは、地球から宇宙を自由に移動して、 宇宙の様々な構造や天体の位置を見ることができるMitakaというソフト。ゲーム機のようなコントローラーを使って観測点を自在に移動し、瞬時に宇宙の端までワープすることができます。お馴染みのオリオン座も、ぐるりと回って横から見ると全く違うカタチになってしまいます。星座は地球と違う位置から見ると、全く成立しえなくなってしまうんですね。

天の川は、夏には位置的に地球から銀河の中心を見るために観察可能ですが、冬になると地球が移動して銀河の端の方角を見ることになるため、観察できなくなってしまいます。Mitakaで地球から徐々に遠ざかると、太陽系を離れて、天の川銀河から抜けると、何百もの銀河が広大な宇宙に広がっているのがわかります。宇宙全体にある銀河の数はおよそ千億個。一つの銀河にはおよそ数千億の星があるので、トータルの星の数は数千億×数千億という計算になります。この途方もないスケールに一同が驚愕。みな食い入るようにモニターを見つめていました。

宇宙全体の図を見ると、ちょうど扇を二つ重ね合わせた形のように見えます(写真参照)。光っている小さい粒の一つ一つが数千億個の星で構成されている銀河なのです。暗い所は、天の川の向こう側に相当する部位で、天の川の光に遮られて観察できないため暗くなっています。もちろん、ここにも星があるのは確実と言われています。

第二部は、休憩時間に書いてもらったアンケートをもとに樋山先生が解説してくださいました。
Q.火星に住むために必要なものは?
A.水、食べ物、酸素ボンベといった答えから、ハンドクリーム、ポジティブな人なんて答えも。金星よりも気温と気圧が低くて比較的近い火星は、人類にとって次のフロンティアなのです。2030年代には実現可能かも?

Q.宇宙でやってみたいことは?
A.バドミントンという答えが出ました。宇宙ステーションでは正月に羽根突きが実際に行われています。宇宙飛行士の山崎直子さんは、宇宙で和服を着たり琴の演奏もされています。そして、土星の輪に行ってみたいという生徒のリクエストに応えて、樋山先生はMitakaを使って即座に土星の輪に移動してくれました。土星の輪の端から端までは、地球から月くらいまでの距離があります。土星の輪を真横から見ると、見えなくなるくらい薄いのが特徴です。 他にも、宇宙で水彩画を描く、宇宙でお月見、宇宙空間を走ってみたい・・・なんて意見が出ました。

宇宙人に会うためには、文明と文明が交差するタイミングが必要です。そして、宇宙と地上をつなぐ輸送機関として宇宙エレベーターの建設に向けた動きもあります。建設費に何兆円もかかってしまいますが・・・。

宇宙はまだまだ隠された魅力がいっぱい。青少年科学館では、プラネタリウム祭りなんてイベントも行われます。みなさんも星空を見上げて思いを巡らせたり、プラネタリウムを見に青少年科学館に行ってみませんか?

(授業レポーター:沢田石 誠)

※写真をクリックすると拡大します。


 

この授業への皆さんからのコメント

1. あれっ?『15:50』が消えてしまったの?『質問好きな人など』が消えてしまったの?
2016年11月26日(土) 20時30分(ほしさん)
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レポートUP
カテゴリ:【理科】
定 員 :15人
参加対象:星空観察をしてみたい人、宇宙や科学に興味がある人、 北海道の暮らしが好きな人、質問好きな人など。