札幌オオドオリ大学

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授業詳細

【社会】

異国の人とマチ歩き
~マチの発見を「グリーンマップ」にまとめよう!Part1~

2010年09月11日(土) 13時00分 ~ 16時00分    教室:札幌国際プラザ
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※1:本授業の抽選は2010年9月3日(金)に行います。(抽選予約受付は9月2日(木)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は2010年9月9日(木)24時まで先着順でお申し込みを受付いたします。
よく知っている筈のマチを、ふだんとは違った目線で発見してみよう。
こうして始まったのが、ニューヨーク生まれの新しいマチの地図「グリーンマップ」。
世界共通のアイコン(絵文字)を使って、ビジュアルに街の魅力を共有します。
今回は、ドリ大で今後進めていくグリーンマップづくり授業の第一弾として、
まずはふだんと違ったマチ歩きに繰り出してみたいと思います。
一緒にマチ歩きをしてくれる「ガイド」役は、札幌で暮らしている外国人の方々。
生まれ故郷のマチと札幌の違いや共通点について、楽しく語り合いながら歩いてみると、
様々な発見や気づきが生まれるはず。
この授業を皮切りに、何度かまち歩きやワークショップを繰り返しながら、
札幌のグリーンマップを仕上げていく予定です。


◎授業の流れ:
オリエンテーション(20分)
グループでディスカッション(20分)
まち歩き(90分)※大通エリアを中心に探索します
シェアリング(50分)


※歩きやすい服装・靴・水分補給のための飲み物(水筒など)をご準備ください。
※デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話をご持参いただくと、マチ歩きが楽しくなります。
※外国の方々とは、日本語でコミュニケーションしますので、英語力は不要です。


共催:札幌国際プラザ


(授業コーディネーター:渡辺保史)

鄭 佳昇 / 観光アドバイザー

台湾生まれ育ち、98年に来日。  北海道大学大学院農学研究科を在籍中、フィールド調査で北海道の豊かな自然に魅了され、修了後、 北の大地に根ざすことを決意し観光に関わる仕事に携わり、現在は派遣としてJR北海道営業部インバウンドに勤め、 道内の観光素材を発掘しながら、海外向けに北海道の個人旅行をPRしています。

アンナ・サヴィヌィフ / ロシア語講師

札幌の姉妹都市であるロシア・ノボシビルスク生まれ。 ノボシビルスク国立教育大学世界文化学科卒業。 2003〜2005年ノボシビルスク市立「シベリア・北海道」文化センター勤務。 2005年〜札幌在住。 2005年〜2008年 札幌市国際交流員として札幌国際プラザ勤務。 2009年〜現在 北海学園大学ロシア語講師。通訳・翻訳。 趣味:日本文化、料理、映画鑑賞、刺繍

ジェイク・エッジ / システム・エンジニア

米国アーカンソー州生まれ。札幌の姉妹都市ポートランド市育ち。2002〜2003年北海道大学短期留学プログラム(HUSTEP)に参加し、初めて札幌を経験。 帰国後、2000年〜2004年にポートランド州立大学(PSU)ビジネススクール(経営情報システム)卒業。 同年、2003〜2004年ITコンサルタントの会社を起業。 卒業後、2004年にソフトウェア・エンジニアとしてナイキ本社に就職。 2005〜2009年に北海道大学経済学研究科(経営管理・経営情報)卒業。 2009年〜現在、札幌市内の株式会社テクノフェイスにてシステム・エンジニアとして勤務。趣味:サイクリング、スポーツ、自然、食事、コンピュータ

今回の教室:札幌国際プラザ

住所:札幌市中央区北1条西3丁目札幌MNビル3階
電話: 011-211-2105
(お問合せは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、札幌オオドオリ大学までお尋ねください。)
最寄り駅:JR札幌駅南口より徒歩10分
地下鉄大通駅16番出口より徒歩3分
地図を見る

札幌の有する歴史、文化、経済その他の地域的特性を生かし、札幌で開催されるコンベンション事業等を推進するとともに、国際交流の促進等を図り、もって地域経済の活性化及び文化の向上並びに国際相互理解の増進に資することを目的としています。

レポートタイトル:札幌のマチを新しく捉え直す

会場の札幌国際プラザの一室に設置された机の上には、札幌市中心部の拡大地図が広げられています。
この地図を使って、「グリーンマップ」を作るのが今回の授業です。

最初は、出身も国も違えど、札幌に魅せられた3人の先生たちの出身地紹介です。

鄭佳昇先生は、台湾の首都、台北市出身です。
サツマイモのような形をしている台湾は、かつて日本の植民地でもありました。そのため、日本が作った建物が今も残って使われています。台湾の街には、看板が溢れているのが特徴です。朝から屋台で朝食を食べることも多く、外食産業が大変盛んです。出勤時は道路がおびただしい数のバイクで埋め尽くされます。24時間営業のカッコイイ内装の本屋さんもあり、旧暦のお祭りは賑わいます。

アンナ・サヴィヌィフ先生は、札幌の姉妹都市であるノボシビルスク出身。
オビ川が流れているノボシビルスクは、ロシアのちょうど真ん中に位置するロシア第三の街。街の名の由来は、「新しいシベリアの街」という意味で、人口が100万人以上になったスピードでギネスブックにも載っているそうです。街には山がなく、劇場や噴水が多いのが特徴です。内陸に位置するため、来日して小樽に行ったときに生まれて初めて海を見たとのことです。

ジェイク・エッジ先生は、札幌の姉妹都市であるポートランド出身です。オレゴン州最大都市であるポートランドは、自然が豊かで砂漠もあり、水産業、チーズやワインの生産、ウインドサーフィンが盛んです。大学構内に路面電車が走っています。シアトルに近いために、ジェイク先生はイチローの所属するマリナーズのファンでもあります。

次に、コーディネーターの渡辺保史先生によるグリーンマップについての簡単な講義を受けました。
1995年にニューヨークで始まったグリーンマップは、現在、世界55カ国、600以上の都市で作成されています。グリーンマップは、実際にまちを歩いて発見したgoodとbadなスポットを、アイコンと呼ばれるシールを地図に貼って表したオリジナルマップのことです。
アイコンは世界共通で、現在169種類あります。
渡辺先生は2003年にハコダテスローマップの作成にも携わっておられます。
講義後は、渡辺先生の息子さんが作成した解説VTRを見て、グリーンマップの知識をおさらいしました。

参加者は、先生を一人含む3つのグループに分かれました。
まずは、各自簡単な自己紹介です。
その後、どの道を歩くかルートを決めてから、グリーンマップ作成のまち歩きにいざ出発!!

ジェイク先生チーム
ジェイク先生行きつけの回転寿司花まるやピカンティ札幌駅前店など、おいしい飲食店を中心に着目しながら街歩きを楽しみました。全日空ホテル、スープカレー横町、二条市場、ジュンク堂、丸井今井を通って札幌国際プラザに戻ってきました。

アンナ先生チーム
まず、札幌市役所前にある市役所庭園を歩きました。ほとんどの人が「市のど真ん中に庭園が!?」と、のっけからビックリしました。滝の水が注ぐ池には、鯉も泳いでいます。そして、アンナ先生のノボシビルスクのレクチャーを聞きながら、花壇を観察したり、ブロンズ像を見つけたり、噴水を見ながらゆっくりと大通公園を西に向かって散策していきます。その後、北一条通に出て、人が誰もいない駐車場の地下コンコースを歩きました。「こんな場所があったとは!」と終始驚きの連続でした。

鄭先生チーム
最初に、北一条を東に進んで、創成川の縁を南下していきました。バスターミナルの歩道橋を渡ってそこから西へ向かって進んでいきました。大型バイクを置く駐車場やおしゃれなカフェ、公衆電話ボックスを見つけたり、工事中のためにベンチが増えていることに気付いたり、盲導犬の募金活動が行われているなど、様々な発見がありました。

まち歩きから戻ってきてから、いよいよグリーンマップの作成です。
「あの店は地図のこの辺だよね?」
「あそこはアート? エコ? それとも癒しスポット?」といった言葉が飛び交います。
実際に発見したオブジェや店の位置を地図で確認しながら、みんなで話し合いをしながらアイコンを一つずつ決めていきます。捉え方次第では、一箇所に複数のシールを貼ることも可能です。

実際に歩いたマチの地図に、どのアイコンを地図に貼るかを考える。
これは、札幌の魅力を改めて確認することでもあり、まちを自由に解釈することでもあります。
つまり、アイコンを貼っていくことによって、二重にまちそのものを考えることになるわけです。
そこがグリーンマップの面白いところですね。

グリーンマップ作成後、他グループが作ったグリーンマップの説明を聞いて、全体でシェアしました。

次に、各グループ内でグリーンマップ制作を振り返りました。
「先生の方が札幌をよく知っていてビックリ」
「鳩が多いけれども、きれいなまちだと思った」
「こんなところに銅像があったんだ!」など、色々な発見があったようです。

最後に各先生からコメントを発表していただきました。
ジェイク先生は、「楽しい時間を過ごせた。新しい友達もできて良かった。面白いところがあれば、ぜひ僕にも教えて欲しい」とご満悦の様子です。

アンナ先生は「大通公園が大好き。私の大通、札幌を紹介するのは新鮮。札幌の中心部にこのような公園があるのはすばらしい」と、改めて大通公園の魅力にとりつかれたようです。

鄭先生は「こんなにゆっくり歩くだけでも、いろんな発見ができた。また機会があればやってみたい」とグリーンマップに興味を示していました。


札幌のグリーンマップ制作は、これからも続く予定です。
どうぞお楽しみに!


(運営スタッフ:沢田石誠)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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レポートUP
カテゴリ:【社会】
定 員 :20人
参加対象:マチ歩きを楽しみたい人/コミュニケーションを楽しみたい人