札幌オオドオリ大学

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授業詳細

【デザイン】

デザインってなんだろう。
ここまでならゆるせる? これはゆるせない?
日常生活におけるデザインと僕たちの美意識。

2011年01月15日(土) 14時00分 ~ 16時00分    教室:札幌市デジタル創造プラザ(インタークロス・クリエイティブ・センター(ICC))
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※1:本授業の抽選は2010年1月7日(金)に行います。(抽選予約受付は1月6日(木)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は2010年1月13日(木)24時まで先着順でお申し込みを受付いたします。
※3:本授業は、事前の宿題があります!!
先日AKB48がグッドデザイン大賞にノミネートされたり、
デザインという言葉の解釈がますます広がっている感があります。
デザインとは何も見た目のカッコよさや美しさだけでありません。
社会で過ごすうえでの快適な仕組みそのものであったり、
昔から生活に根ざしてきたものであったり、いろいろです。
今回は「ほんとうに生活にふさわしいデザインとは」を探るべく、
アートディレクターの鎌田さんも迎え、
わかりやすく話し合えるよう、
なるべく言語化しながらみなさんでいっしょに考えていきます。



●宿題があります!
「あなたの部屋の写真」と
「ふさわしいと思うティッシュボックス」の
画像(jpeg)をメールで送ってください。


自分で撮影したティッシュボックスでも、
インターネットから拾った写真でもOKです。

授業当日その理由をみんなで話しあうので
なんとなく考えておいてください。


送信先
1/13(金)23時まで
salmon@dpeaks.com



●スケジュール
13:45 生徒集合
 ↓
14:00 開始
 ↓
先生自己紹介(作品を見ながら)
 ↓
宿題発表会(コミュニケーション)
 ↓
先生の拾ってきた
「許せるデザイン許せないデザイン」
まち編/家編/オフィス編
 ↓
16:00 終了


(授業コーディネーター:池端宏介)

鎌田順也 / アートディレクター・グラフィックデザイナー

1976年生まれ。北海道東海大学芸術工学部デザイン学科卒業。北海道芸術デザイン専門学校卒業。 東京のデザインプロダクション、メディアウェイブを経て、2004年 LEVAN inc.入社。現在に至る。 主な仕事に「ジョンソン&ジョンソン」の企業広告、「TBSのドラマのDVDパッケージ」、「JR北海道のキャンペーン」やホテル、レストランのCI計画、農場のブランディングなどを手がけている。 http://www.mosslinkage.com/file/kamada_junya/

今回の教室:札幌市デジタル創造プラザ(インタークロス・クリエイティブ・センター(ICC))

住所:札幌市豊平区豊平1条12丁目1-12
TEL:011-817-8911
(お問合せは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、札幌オオドオリ大学までお尋ねください。)
地図を見る

札幌市豊平区にあるクリエイター支援施設。通称:ICC(インタークロス・ クリエイティブ・センター)。様々な業種のクリエイターとそれをサポートするビジネスが集まるハイブリッド施設。

レポートタイトル:デザインってなんだろう。

今回は、『つくろう学科by豊栄建設』4回目のデザイン授業。

ところで、デザインとはなんでしょう?
「すてきなデザインね」とか「デザインが気に入って買った」とか
「あのデザインはいまいち…」とか、会話には出てきがち。
では、その好き嫌いや良し悪しの基準とは?
身近なわりに、定義や在り方などは意外と語られないデザインに
ついて考えるのが、今回の授業です。

先生は、アートディレクターでありグラフィックデザイナーである
鎌田順也さん。
自分のデザインは「生活に近いデザイン」とおっしゃる鎌田さんは、
授業コーディネーターの池端さん曰く、受け手(市民・消費者)との
コミュニケーションを大切にしているデザイナー。
「おじいちゃん・おばあちゃんが見ても理解できるデザインがいい」と
いう言葉が、鎌田さんのデザインの本質を表しているのだと思います。

まず、スライドで作品を拝見。
国内外で高く評価された作品群ですが、私たちも街中で出会っています。
例えば、札幌エスタのバナー(垂れ幕)。エスタの外壁を飾った画家・田村
能里子さんの絵を目にしたはず。
HBCのニュース番組「NEWS1」のロゴ。
片山農場の「わけあり野菜」のラベル。人の記憶に残るように金メダルを
イメージして作ったという、金色の、少しだけ歪んだ円形のシンボルマークに、
見覚えがあるはず。


次に、宿題発表会。
各自の「部屋の写真」と「ふさわしいと思うティッシュボックスの画像」を
見ながら、デザインってなんだろう?選ぶってどういうこと?をテーマに、
ディスカッションです。

出席者は、男性6名・女性14名、OL・公務員・建設関係・主婦・大学生
と、さまざま。デザイン関係者も数名。
人が多彩なら、部屋も多種多様。
白が基調の統一感ある部屋、ウッディで温かみのある部屋、ビビッドな色に
あふれた部屋…。
当然、選ばれたティッシュボックスもいろいろ。
スケルトンタイプ、木製、おもちゃのブロックのようなもの、手づくりの
布ケース…。大きめハンカチをカバーにしている方もいれば、気に入った
ものがなく天井つりさげタイプを考案した方も。
部屋の雰囲気に合わせて選んでいる人が多く、あとは趣味先行型と機能
重視型。

また、ティッシュボックス使用派と箱そのまま派が3:7くらい。
箱そのまま派からは、「ティッシュ=ダサイから隠す」との発想が好きでは
ないとの意見が飛び出し、ティッシュボックスが嫌いで宿題が苦痛だった
との発言も。
鎌田さんからは、ご自身のエピソードを交え、「選ばない」という答えが
あってもいいというお話がありました。
それは、聞けば簡単だけど、なかなか思いつかず、かつ勇気がいる答え。
でも、仕事でも生きていくうえでも大切な考え方のように思います。

締めくくりに、鎌田さんの事務所で起きた「チリトリ事件」が公表され、
それはつまり、モノを選ぶときの基準の話です。
○ それが持つ機能にはどれくらいの価値があるか?
(チリトリに支払ってもいいと思える金額は?)
○ それが置かれる場所にふさわしいか?
ただし、基準に正解があるわけでなく、人によって違うというのも大事な
ポイント。
鎌田さんの定義では、センスがある=工夫して生きる。そして、センスは
どう育ったかで磨かれる。モノひとつ選ぶにもセンスが育つというもの
なのです。


つづいて、「許せるデザイン許せないデザイン」。
売るためにはよいデザインであるペットボトルも、売場を離れてしまうと
許せない等、多くの事例が挙がりましたが、許せる許せないのボーダー
ラインは、TPOによって変わるのだと思います。
鎌田さんにとって、デザインとはなにか?
○ 人のためにある
○ 美意識
○ 周りをおしゃれに整えるだけのものではない
とのこと。そしてデザインは、ロジックにアートが加わってこそ、
おもしろいものになるそうです。


最後の質疑応答では、仕事の悩みとして出てきた「感覚を言葉で伝えようと
しても、うまく通じない」ことに対して、「自分のなかにたくさんの人がいた
ほうがいい」とのアドバイスがありました。
相手の主旨を理解することが大事で、それをきちんと押さえたうえで、自分の
やりたいことを盛り込めば、相手に共感してもらえるということ。


活発なディスカッションは、授業終了後も、教室撤退まで続きました。
きっと、学生ひとりひとりのなかに、デザインやセンス、モノ選びの新しい
定義や基準が宿ったのではないでしょうか。


(ボランティアスタッフ 一條 亜紀枝)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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レポートUP
カテゴリ:【デザイン】
定 員 :20人
参加対象:広く一般。デザインを専攻する学生やデザイン業界の方というよりも、 デザインになんとなく興味があったり、もっと言えばデザインに興味のない方。