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授業詳細

【社会】

『ビッグイシュー』ってなに??

2009年12月12日(土) 14時00分 ~ 15時00分    教室:ジュンク堂書店 札幌店1階
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※1:本授業の抽選は2009年12月09日(水) に行います。(抽選予約受付は12月09日(水) 19時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2009年12月10日(木)19時まで、先着順でお申し込みを受付いたします。
『THE BIG ISSUE』(ビッグイシュー)はホームレスが街頭で販売している雑誌です。
内容は、世界的大スターのインタビューから、鋭い切り口の社会経済の考察、
最新エンターテイメントに至るまで、国際色豊かな記事が売り物です。
どれもみな、『ビッグイシュー』だからこそ読むことのできる独創的なコンテンツばかりです。

値段は一冊300円。
そのうち160円がホームレスの収入になります。
通常、『ビッグイシュー』は書店で販売されていません。
街頭で販売しているホームレスから直接購入することによって手に入ります。

販売員は、高々と『ビッグイシュー』を掲げて街頭に立っています。
目指すは、新しい人生を送るための経済的自立。
ホームレスが『ビッグイシュー』を持って街頭に立てば、
その場は即座に街角コミュニティに早変わり。
人の手から手へと渡される雑誌を通してマニュアルではない心を込めた「ありがとう」がさわやかな街角コミュニティをつくっています。
頑張っているホームレスの姿に励まされる、という声も数多く寄せられているそうです。

現在、札幌では3名の販売員が市内5カ所で販売を行っています。
今回の先生はそのうちの一人、札幌南一条交差点で販売している村田敏文さん。
授業では、自分自身の「人生をあきらめない」物語や札幌のホーレス事情についてお話しいただきます。『ビッグイシュー』販売によって村田さんの身に起こった新たな変化とは何か?

これを機会にあなたも「ビッグイシュー」を手から手へ受け取ってみませんか?

村田 敏文 / ビッグイシュー販売員

1960年北海道深川市出身。2008年3月2日より「ビッグイシュー」の販売を開始する。

今回の教室:ジュンク堂書店 札幌店1階

住所:住所:札幌市中央区南1条西1-8-2 丸井今井南館1階
地図を見る

天気により、変更の場合があります。

レポートタイトル:『ビッグイシュー』ってなに??

「THE BIG ISSUE」というロゴ付のカラフルなTシャツとキャップ姿で会場に颯爽と現れた村田さんには、「ホームレスだった」ことを感じさせないエネルギッシュな明るさが―。

彼が路上で販売し生活の糧を得ている「ビッグイシュー」とは何か?
冷たい雨が降る土曜の昼下がり、販売エリアにある書店の入り口スペースを会場
に、進行役の猪熊学長、村田さん、そして彼とビッグイシューをつないだ団体のメンバーも参加して、まずは一問一答形式で授業が始まりました。

「ホームレスになったきっかけは?」
 親の介護をする暮らしを終えたときが働いて金を稼ぐチャンスだったが、当時は落ち込んでいて出来なかった。そのうち、住むところも失うことに。
 「ホームレスの生活ってどんなもの?」毎日、雨風しのげるところを何とか探す。夜は横になれても寒いから、まとまった睡眠は4、50分くらい。ねぐらが見つからなければ徘徊して過ごす。食事は主にパンの
耳だけれど、食べられる量が少ないからトイレの大のほうが出なくてつらかった。体調は常に悪く、足の傷から敗血症になりかかったことも。

「出会った当初の村田さんの、札幌駅北口の片隅で大きな荷物を抱えて俯く姿は、ひどく暗くて不安定な印象だった。」路上生活者の生活支援活動を行う「北海道の労働と福祉を考える会」の長谷川さんはそう語ります。
 その村田さんも「ビッグイシューを売った金を貯め、まず、めがねを買い、まわりがよく見えるようになった。」そして8ヶ月ほどで、アパートも借りられように。
「もう身の危険を感じなくて済むなと思ったよ。」
 ホームレスに家を!を趣旨に月2回発行されるこの雑誌は、内外のトピックを取り上げた表紙写真とインタビュー掲載が最大のウリ。旬の作家やアーティストのコラムも満載。最近ではジョニー・デップの号がよく売れたそうです。一部300円で、売れると160円が販売者の手元に残る仕組み。 ホームレスであること、そして販売に当たっての「行動規範」を守れることが売り手になれる条件ですが、彼のようにホームレス状態を脱しても、生活支援のために販売を続けることが認められています。

今回は様々な年代から学生が集まり、この草の根の自立支援事業への関心の高さが窺えました。彼らからの活発な質問に、村田さんは、ときには自作の「ノーコメント」ボードを掲げながらも、率直に答えてくれました。
「これから何をするかって?…本当の夢はあったかい家庭をもつこと。」

ビッグイシューに出会うまで、常に死と隣り合わせに生きてきたという村田さん。
今日も「希望」という見えない力に支えられて、街頭に立っています。

(ボランティアスタッフ:栗山洋子)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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2009年12月03日(木) 16時56分【別冊 社内報】

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レポートUP
カテゴリ:【社会】
定 員 :15人
参加対象:「ビッグイシュー」を知らない人、「ビッグイシュー」を知っていてもなかなか手にできない人、「ビッグイシュー」に興味を持っている人